武蔵小山で働く社長のここだけの話

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プロフィール
  • 株式会社グレープサテライト
    CEO/ECディレクター 山下諭
  • 武蔵小山在住、山口県出身
  • 1979/4/17生、O型、左利き、文系、クリエイター系、愛猫家
  • 好き:写真、ロック、ハイネケン
  • 座右の銘:トライ&エラー
サービス
商品撮影代行のECフォト カラーミーテンプレート!プロ
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アイボンピルクルビルボード

2010/03/07

花粉のお陰で目が痒くて大変です。こんなときはアイボンが一番気持ちいい。アイボンを初めて見たときはちょっとした衝撃を覚えました。だって目薬の立場がないじゃないですか。もちろん中身は違うでしょうけど消費者感覚としたら液体の成分はあまり関係ないから今までのは何だったんだって思ってしまいます。

既製品を小さくパッケージングするビジネスモデルはよくあるけど、その逆は少ない。まず市場性に乏しいと思い込んでしまうし、大きくパッケージングするということは実質値下げに他ならない。また製造や在庫管理も極めて非効率。と、普通に考えるとデメリットだらけ。様々な意味においてダウンサイジングが進んできたけど、行き着くところまでいったら翻ってアップサイジングやラージサイジングが必要な場面だってあるのかも知れません。ただデカイということが成功ファクターになり得るならアイデアはいくらでも出てきますが、「メガなんとか」みたいな一時の話題作りじゃなくパーマネントな市場が作れて本物と言えます。

生き残りのためのM&Aや囲い込みのための商業施設の大規模化にはあまり興味ないけど、商品開発時の選択肢としてヒントになりそうです。ただし、やる時は思い切ってやること。デメリットからブレイクスルーして市場開拓できるかどうかは失敗を恐れずリスクテイクする経営判断にかかってます。

盛り上がってる?

2010/02/28

ってバンクーバーの話ですが、ピストン西澤がめずらしく真面目モードだったのでちょっと感想を。

オリンピック開催中
中国にカーリングで負けた…テレビ は善戦したと言った。確かに選手はがんばったが、選手をスター化する前に日本としてこれがどうなんだ?ということを、マス・メディアがもっとを伝えなけれ ば革新はない。ネットやラジオでは国民に届かない。ならば認識した者がネットをもっと大きくして伝えよう!


国母選手の一件が象徴してると思うけどマスコミは本質とずれたことだろうが世論を形成して世の中を動かすわけだから怖い。でもそれを求めている視聴者も同じくらい怖い。で不景気になるほどスポンサーの顔色を伺い視聴率を重要視し視聴者に迎合する。視聴率のポイントはネガティブな要素と徹底的な分かりやすさ。競技内容を正確に伝えるよりメダルの結果だけの方が分かりやすいし、服装の着こなしを煽り立てて国母選手を数字のスケープゴートにする。視聴率を追いかけている間は日本はゆるやかな衰退をたどるのは間違いなさそうです。

メダルと言っても競技によって相対的な価値は様々だから冷静に評価してあげないとかわいそうと言うかフェアーじゃない。たとえばビジネスで年商10億と100億と1000億円を売り上げる3社があったとして、町工場とアパレルメーカーと家電小売としてそもそもマーケットの大きさが違うわけだからどの企業が優れているかなんて全く判断できません。だからスポーツでも競技人口や日本人のフィジカルなどからメダルを取りやすい競技もあれば入賞でも評価に値する競技だってある。メダルの数を数えたところで日経平均とか政府の支持率くらい無意味だと思う。その数字は紛れもない事実だけどほんの一面にすぎない。

視聴率の世界では内容はともかく「テレビのスイッチを入れる」ことや「チャンネルを変えさせない」ことが目的で評価される。ECならあらゆる効果測定によって何がうまく行って何が求められているか露になる。テレビも視聴率を廃止した瞬間に面白くなると思うけどそれができないならクロスメディアが1つのきっかけになるかも知れません。地デジで視聴率の裏側の意見を拾うこともできるだろうし、紙媒体からモバイルへの導線がシームレスになれば様々な角度から効果測定が可能になります。

マスメディアはもっとECと仲良くしましょう。良いものが正当に評価される仕組みがあればメダルや視聴率やが取れなくても多様な価値を認めざるを得ない。絶対値が小さくても価値が大きければお金も回るし格差も是正される。オリンピックは本当はもっともっと面白い。自国のメダルを追いかけるより本質を伝えてくれれば今の10倍は楽しめると思うんだけど本当にもったいない。

エコなECサイトとは

2010/02/14

エコビジネスって手段と目的が入れ替わっている感がいなめず、どうもきな臭く感じる。もちろん全てじゃないのですがそれで経済が活性化されるのであれば歓迎すべきだし、否定しているわけではありません。個人的にはエコだから行動するより、行動した結果エコだったって仕組みならグッドデザインで素晴らしいと思います。ところでWEBにおいてのエコとはなんなんでしょうか。

例えばレンタルサーバーなんてあたかもバーチャルなデジタル空間を使っているような錯覚がありますが、実際にはWEBサイト構築でファイルをアップロードするとPCのハードディスクから光ケーブルなどをデータが経由して、日本や世界のどこかしらリアルな空間にあるデータセンターのサーバー内のハードディスクに書き込まれます。そしてエンドユーザーがWEBサイトを閲覧する時には逆方向にファイルが転送されそれぞれのPCにデータがダウンロードされます。たぶん。そこには思い切りリアルな空間に建物と人と設備が存在し、日々監視やメンテナンスをしておよそバーチャルとは程遠い世界があったりします。

ECのブログにソースの記事があったのでふと思ったのですが、ソースコードをスリム化するとサーバーのHD使用量が削減されるだけでなく、世界中からダウンロードされるファイルサイズも少なくなることになります。数千・数万・数億のトラフィックがありECサイトであれば何万点という商品数に比例してトータルのファイルサイズは肥大化します。アクセスの数だけPCが稼動していることを考えるとソースコードのスリム化だけでも実は地球環境に貢献しているような気がしてきました。

通信速度という観点でのファイルの容量は気にしなくなってきたけど、画像や動画をWEBというメディア用に最適化したり、ソースコードをシンプルにスリム化することで、サイト運用におけるメリットは計り知れません。また、ネットブックやスマートフォンではまだまだ通信速度が万全とは言えません。たとえエコに興味なくても筋肉質なECサイトを目指しましょう。

男泣きの理由

2010/02/03

何年か前にUSオープンテニスを見た感想を「フェデラー強すぎ」ってブログで書いた記憶があるけど、今回の全豪オープンの男子シングルスでは全盛期を思い起こすフェデラーの姿があった。特に男子テニスでは1つのポイントだけを見ても実力は判断できなくて、100位の選手でも物凄いショットを打つ人はざらにいるんです。ではどこで差がつくかというと「大事なポイントのとり方を知っている」という部分で、ここぞという時のファーストサーブだったりウィナーの決定力が圧倒的に違う。どの競技にも言えるでしょうが、テニスは顕著だと思います。例えば1試合のトータルポイントが100だとしてその中にゲームポイント、ブレイクポイント、セットポイントが幾つ含まれるかで結果はどっちにも転ぶから面白い。

決勝の結果が3-0でフェデラーが勝ってマレーが負けたからといって一方的なゲーム展開だったかと言えばぜんぜんそんなことはなくマレーはよく頑張った。マレーが見せた涙には色々な感情があったと思うけど、あの落胆ぶりは「これ以上何をすればいいんだ」という絶望にも見えてとても切なかった。努力だけでキャッチアップできない“何か”を思い知らされたのではないだろうか。

ビジネスシーンであまり頑張っていないようで優秀な成績を残す営業マンがときどきいたりする。同じテレアポをするでも、顧客の質を嗅覚で嗅ぎ分け落とせるときだけ本気を出して思い通りクロージングする。教育や仕組みによって一定レベルのスキルは身につくけど、天才的な人材は教えて作れるものではない。だからってマレーのように絶望する必要は全くないからビジネスはラッキーだ。同じ土俵で勝負しないで手を組めばいい。あの人と何ができるだろうって考えるだけでワクワクするでしょ。特にこんなご時世は協業するチャンスが幾らでも転がっていますから。

大人げない成功法

2010/01/28

更新が滞っていました。本来なら2010年の所信表明をしたいところですけど、それはまたにします。まずは社長ブログっぽく最近読んだ経営者が書いた本をご紹介。

成功は一日で捨て去れ」柳井 正
成功は一日で捨て去れ
ブログでは再三公言している気がしますが、私がIT企業以外で尊敬する経営者の筆頭です。
ユニクロはデフレの申し子でも何でもない。売上高の推移や営業利益と経常利益をちょっと見るだけでも計画性や経営に対する緊張感は伝わる。SPA(製造小売)という業態が単に低価格を実現するための手段ではないということは大変勉強になった。柳井氏と同じことを実践すれば成功するに違いないけど、これほどまでにストイックかつアグレッシブな経営者はおよそ見たことがない。自分に厳しい経営者はいくらでもいるけど、全社員に経営者レベルの意識と実践を要求することは普通できない。高すぎるとも思える目標を着実に実行し、だめならすぐに切り替えるなんて普通できない。普通できっこないことのオンパレード。これは誰も真似できない。

大人げない大人になれ!」成毛 眞
大人げない大人になれ!
マイクロソフトと聞くと独占的で保守的で世界の大企業なイメージがあるかもしれませんが、昔はGoogleみたいだったんだというのがまず発見でした。本書で書かれている「大人げない大人」を一言で言うとやりたいことをやりたいようにした人が著しい成功を収めているから、すぐにでもやりたいことをすべきだということ。基本的に言っていることはものすごく理解できるし、好きなこと・得意なことをすることがパフォーマンスを最大化することは間違いない。特にクリエイター職は分かりやすいのですが、弊社も多くのクリエイターと仕事してますが、ときどき頼んでもいないことまでしてくれる人がいます。中には付加価値を提案してくれる大人もいますが、大半はやりたくてしょうがないからやっているだけ。親切心というよりは我慢できない自己満足の方が正解でしょう。もちろん採算なんて考えているはずもありません。ビルゲイツや孫正義やノーベル賞科学者が大人げなかったとしても、大人げない人全てが成功する分けじゃないのでくれぐれもご注意を。

成功している経営者らの発言で矛盾している内容があることは別段めずらしくはなくて、おそらく成功するための方法論は業態によって多様なはずだから自然なことだと思います。でも前述した2つの事例は根本から決定的に考え方が異なるという点で非常に興味深い。そうは言いつつ柳井氏が全社員に完璧を要求する姿勢は大人げないとも言えるし、マイクロソフトを日本という特異な文化圏でもトップへ押し上げた成毛氏だって大人の事情ってやつは十二分わきまえているに違いない。だから言っていることは対極であっても、なぜかどちらも共感する。やっぱり経営って面白すぎる。

不器用な正直経営

2009/12/12

グレープサテライトが他社より自慢できる点があるとすれば「正直」なところ。

商材と向き合い、クライアントさんが今後どうしていきたいか、その為の現在の問題は何かをヒアリングした結果、1万円のテンプレートで十分だと思えばいくら予算があってもそっちを進めるし、EC以外の案件などうちの強みを発揮できないと思えばオイシイ案件であっても丁重にお断りすることもあります。技術的に問題がなくてもクリエイターに得意ではない、あるいは好きではない仕事をさせるとモチベーションに影響するし結果としてコストパフォーマンスが悪くなってしまう。それはクリエイターにもクライアントにもそれを利用するエンドユーザーにも正直ではないと思うのでそうしないだけです。

逆に制作予算や納期がひっ迫していても、商材的に時間や予算を投じてシステム開発する必要がありそれを先送りするとECサイトとして決定的なボトルネックとなる場合は、この予算・納期で構築しても失敗しますとはっきり言うようにしています。特に明確な理由なしにできるだけ安くできるだけ早くという要望はハイリスクです。要望のまま受け入れて失敗した苦い経験もあるし、よりよりECサイトを1つでも増やして業界を底上げしたいという理念に正直でありたいと考えています。だから安易な値下げや無理な納期を受け入れることも極力避けるようにしています。

甘いと言われれば甘んじて受け入れるし、それが正しいというよりはうちのやり方がこうですという話です。正直経営というよりは不器用なだけかもしれませんが、それでOKな人とはとことんお付き合いします。

I am not what you think I am

2009/12/01

ここのところライブづいてたので雑感を。

The Birthday「TOUR“愛でぬりつぶせ”'09」
愛でぬりつぶせ(初回限定盤)(DVD付)
特にアルバムツアーでもないので特筆すべき点もないけど、楽しそうに演ってて楽しく聞いててそれだけ。アベが死んでミッシェルに会えることは二度となくなった。でもそんなのは関係ないし、楽しむことに専念しよう。

GRAPEVINE
進化したって言う人が多いけどここまで盛り上がりに欠けるライブはある意味初期の感覚を思い出した。深海にいるようなゆるやかな流れで重苦しいグルーブ感はステージめがけて熱狂するよりは音そのものに身を委ねる心地よさがある。年々キーボードの存在感が増して音響的にサイケになりつつアコギとも見事に融合しててこんなバンド他にないよなって思う。
Twangs
だからTwangsがバンド史上傑作だとかロック史に残る名盤だとか昔からのファンだったら言いたくなるのもよく分かるけどこれは問題作だと言ってもいいと思う。やりたいことを吹っ切れるまでやり切った作品。セールスはどうかと思うけど羨ましい限り。

MIKA
天才です。音楽的にとことんハピネスで充満しててライブも瞬時に祝祭空間と化す。でも光が強いほどどす黒い陰を落として、リリックとの対比があることで魅力は増幅している。少なくても自分はもう楽しいだけじゃ疑ってしまう。ゲイだかバイだか知らないけどそういう人たちに音楽的な才能があったりするけど、それだけで幸せにはなれない。チャーミングな姿を目の当たりにすると「We are GOLDEN」の大団円より「Happy Ending」に泣けてきた。
ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ(初回生産限定盤)

どうでもいいけど生の宇多田ヒカル初めて見たかも。

弱冠二十歳の読モ社長

2009/11/28

日流eコマースからピックアップ。
「BRIGIT コンテンツ事業に業務転換 20歳の読モ、社長抜てき」
e-coma-brigit.jpg

ECフォトなどでも仲良くしてるBRIGITさんの社長に読者モデルの井口真由子さんが就任したそうです。即日知ってましたけど(笑)。読モ目線でBRIGITがどんな感じで発展していくのか楽しみです。

ここだけの話、うちとも何か楽しいことするかも知れません。まだトップシークレットですがもぞもぞやってます、ここだけの話。

無知の判断力

2009/11/27

EC業界に何年もいるともう首の辺りまでどっぷりつかってしまって、たいていの物事は分かるようになってきたし、分からないことでも調べるまでもなくおよそ検討がつくようになってきた。プレゼンもスムーズにいくし、多少のトラブルでも想定内なので焦ることもない。方程式やフレームワークに落とし込むことで仕事はより効率化して言い事尽くめです。でも予定調和な毎日はつまらないし、ひょっとしたら分かっているつもりなだけで何か大事なことを見落としてやしないかって自問することもある。

ECフォト事業はグレープサテライトにとってかなりのトライアルで、これまでのPC1台あれば成立するモデルとは大きく異なります。マンパワーや設備投資は不可欠だし、経験に裏打ちされた技術力がないと話にならない。一生懸命ググッたところで身につかないので、これまで培ったノウハウはほとんど通用しない。はっきり言って毎日分からないことだらけだけど、新しいことは知っていくことは幾つになってもエキサイトで楽しい。スタートしてから気づいたことも多くて、それら懸念材料をあらかじめ想定していたらスタートできなかったんじゃないかとも思ったりします。

例えば株価も好調ペパボなんて月額263円のレンタルサーバーが始まりですが、真面目にホスティング事業しようと思ったら絶対に考えられない価格設定です。運用リスクを洗い出したり、将来的な事業拡大を視野に入れていたとは考えにくいでしょう。大人(業界の中のひとや銀行など)が分かってくれなくてもユーザーの支持で成長すると景況に左右されないモデルになるに違いない。多くを知りすぎて二の足を踏むこともあるし、無知だからできる判断もあると思います。推奨するわけじゃなくて、そこんとこ忘れないでねって意味で。

テレビとECの大人の事情

2009/11/12

好調な『リアル・クローズ』ネット通販を支える、現代の消費傾向とは?

「つまらない服を着ていると、つまらない人生になるわよ」
『リアル・クローズ』(関西テレビ)劇中で、黒木瞳扮する神保美姫が発した言葉だが、同ドラマの通販サイトで扱う商品はどんなものなのか。商品を チェックしてみると、取り扱いは9社14ブランドで、雑誌を始め百貨店やファッションビルで目にする20代向けのブランドが多かった。特に目新しいブラン ドではないが、今回の手法でなぜ売れたのだろう。


EC業界で特にアパレルショップの関係者にとってかなり関心の高いリアルクローズのECサイト。雑誌メディアとの連動販売は進んできたけどテレビ主導で公に販売することは新しい試みです。ライブドアはもとより天下の楽天でさえ友好関係を気づけなかったテレビが単独で乗り込んでくるのはある意味脅威です。好調の要因を記事では色々と分析してますが、何を差し置いてもマスの影響力の一言に尽きます。WEBだけのECサイトと比較して集客力が違いすぎるので、参入すればある程度は売れるでしょう。

今回の企画が成功しているかどうかは尺度がないので評価できませんが、EC業界側から見るともっとうまくできるのにって歯痒さもあります。マスとECは本来相性いいはずだし、なによりユーザーが求めていることは事実です。大人の事情がたくさんあることは容易に想像ですますが、手を取り合う1つのきっかけになればいいですね。
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